小学校3-4年生クラス

6月25日の小学校3-4年生クラスは、円をいくつかのS字型の領域に分けて、面積を比べました。

はじめに、工作用紙にできるだけ大きな円を描きました。
次に、1本の直径を引き、直径を12等分する点に印を付けました。
それらの点を中心とするいろいろな大きさの半円を描くと、円全体が6つの領域に分かれました。

これらの6つのS字状の領域のうち、もっとも面積が大きいのはどれでしょうか。
それを調べるために、電子秤(でんしばかり)を用いることにしました。
今回使った電子秤は、0.01gまでの重さを測ることができます。

このような細長い紙の重さを電子秤で測るには、工夫が必要です。ただ秤の上に乗せただけでは、紙のどこかが机の面と接触してしまい、正確な重さを測ることができません。

苦労の末に得られた数値をホワイトボードに書いていきました。6つの部分の重さを見比べると意外な事実に気づきました。

今月、3-4年生クラスは、円をテーマにしていろいろな作業を行ってきました。この1か月の間にコンパスや定規、鋏の使い方にも慣れ、上達したと思います。また、作業をしながら、その都度必要な数値の計算も行いました。工作を通していろいろな考え方が学べた1か月だったと思います。

—授業のようすはインスタグラムでも見ることができます。随時更新していますので、ご覧ください。