5月の小学生クラス(1・2年生)は世界の数字を読みます。今回のブログは予告編です。小学生クラスのようすをちょっとだけのぞいてみましょう。
第1週は古代エジプトの数字です。
古代エジプトでは1は|、2は||、3は|||のように数字は棒で表しました。
でも、数が大きくなると数えるのがたいへんだね。
そこで、べつの記号∩も使いました。これは10のまとまりを表しています。
∩ = ||||||||||
この新しい記号を使うと、たとえば34は
∩∩∩||||
と書くことができます。これを
||||∩∩∩
のように書いても意味は同じです。
エジプトの文字は右から書いても左から書いてもよく、上から書いても下から書いてもよいので、数字も同じです。
では、問題です。
問1 エジプトの数字を使って、13+22を計算してみよう。
問2 もし君が古代エジプト人だったとすると、100を表すためにはどのような工夫をしたと思いますか?
問3 現代の数字と比べて、エジプトの数字ではどんなところが便利かな? また、どんなところが不便だったでしょう?