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ロバの橋

ヨーロッパの学校制度では、20世紀に入るまでユークリッドの幾何学が教えられていました。 「二等辺三角形の両底角は等しい」という定理は『原論』の中では命題5として登場します。『原論』の第一巻には命題が48個ありますが、それ […]

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ユークリッド『原論』

12月の中学生クラスはユークリッドの『原論』を読んでいます。『原論』の命題20は「三角形の2辺の和は他の1辺よりも長い」です。この定理は「三角不等式」と呼ばれ、距離空間の公理にもなっている命題で、数学では重要な定理です。 […]

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エレガントな解答をもとむ 名作セレクション2000~2020

このたび、日本評論社から『エレガントな解答をもとむ 名作セレクション2000~2020』が発刊されました。これは、日本評論社の月刊雑誌『数学セミナー』に毎号2題ずつ出題されている問題の中から32題の名作を選び出し、1冊の […]

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遠隔授業(ハイブリッド形式)の開始について

2022年9月から、中学生クラス、高校生クラス、数学オリンピックに挑戦しようのクラスに限り、対面とオンラインを同時に行うハイブリッド形式の授業を開始します。遠方に在住する方、部活動などで時間的に参加が難しい方は、オンライ […]

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対数関数

今日の高校生クラスでは、対数関数について勉強しました。 対数関数は、指数関数の逆関数ですが、それによって、指数関数の指数法則から、対数関数は正の数どうしの積を数どうしの和に還元します。数の和(加法)と積(乗法)は数の計算 […]

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結び目の数学

8月の中学生クラスでは、結び目の数学をやっています。 結び目の数学では、紐の結び方を研究します。結び目にはいろいろな結び方(堅結び、蝶結びなど)がありますが、見かけ上は複雑でも解ける結び目かどうかを判断したり、異なる結び […]

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何でもかんでも証明すべきか?

前回のこのブログでは、《数学の楽しみ方》というタイトルで、 直観的に明らかなことの証明を考えることも数学の楽しみ方のひとつだという話を書きました。 数学では証明が大事だということに異論はないと思いますが、だからといって、 […]

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数学の楽しみ方

数学は、とても奥深い学問で、いろいろな楽しみ方があることはいうまでもありません。 ちょっとまわりを見まわしただけでも、難しい問題を解くのが好きな人もいます。 そういう人に聞くと、数学の問題が解けたときの爽快感は格別なもの […]

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1+1はどうして2になるのか?

先日、教室に通っているある小学生の方からご質問がありましたので、お答えしておきます。 (質問) 1+1はどうして2になるのか。 (答え) この等式「1+1=2」の記号論理学に基づく厳密な証明は、ラッセルとホワイトヘッドが […]

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だれが数字を考えたのか?

先日、教室に通っているある小学生の方からご質問がありましたので、お答えしておきます。 (質問) だれが数字を考えたのか。 (答え) 現在、世界中で使われているインド・アラビア数字はインドが起源で、そこからアラビア語文化圏 […]

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